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NARブロック図(2) [電子回路]

前回の続きです。

前回は電源ブロックを説明しましたが今回はオーディオブロックを説明します。



●オーディオブロック
・raspberry pi
Volumioをインストールしたraspberry piです。
バイナリイメージファイルは以前紹介しましたたかじんさんが作成したファイルを使用しています。
音声はP5コネクタ(model B)のI2S出力を使用してDACへ渡します。
今後はマイコンとI2C通信をして曲名データをマイコンへ、マイコンで取り込んだキーデータをras piへ送ります。

・DAC:TI「PCM5102A」
こちらもたかじんさんに領布していただいたDAC基板に実装されていたDACです。
I2S入力に対応しDACのシステムクロックは音声デジタルデータのサンプリング周波数を検出して内部PLLで自動生成してくれます。
チャージポンプ式の負電源回路を内蔵しGND基準で音声出力します。
デルタシグマDACのため出力にはRCのフィルタが必要になります。

・アナログスイッチ:アナデバ「ADG452BNZ」
DACからの音声信号と外部入力アナログ音声信号とのオーディオセレクタ用。
オン抵抗が低い、両電源対応、5Vでスイッチ可能という理由で選択しました。
RSオンラインで450円ぐらい。

・電子ボリューム:TI「PGA2310PA」
TIの電子ボリュームの中では高級な部類です。
ステレオ音声制御、両電源対応、低ノイズといった特徴があります。
PGA2320という似た部品もありますが当初はDIPパッケージを探していたため今回の部品になりました。
マイコンとはSPI通信でやり取りします。

・スピーカーアンプ:Tripath「TA2020」
数年前に話題になったと言われているアナログ入力BTL駆動D級アンプ。
仕様書にはClass-Tと記載されている。
電源電圧や部品形状、4Ωスピーカーを想定していることから車載用なのかな?
すでに無い会社のICですがヤフオクなどでも買うことができます。
今回は共立電子産業製のキット品を使用します。
ヤフオクで4000円ぐらいでした。

次回はマイコンなどのデジタルブロックを説明したいと思います。
タグ:NAR
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